21.東京と地方の学校の違い
- Dad.K
- 2018年5月18日
- 読了時間: 3分
更新日:2018年5月22日

長期育児休業の取得を期に九州に引越した私達ですが、『むー』は小学生のため九州の学校に転校しました。
せっかくの経験なので、東京と地方(九州)の学校の違いについて、気がついたところを書き出してみたいと思います。(いい所も悪いところもありますが、それぞれの特徴なので、悪口ではありません。念のため。)
1.運動会への気合が違う
もちろん東京でも運動会はありますし、皆まじめに取り組んでいるのですが、地方の運動会は一味違いました。
まず運動会に向けての準備に相当な時間を割いています。ゆとり教育からの脱却を目指して学校での授業数やカリキュラムが増えているところですが、そんなの関係ねぇと言わんばかりに運動会練習の授業がとても多いです。
東京の学校に通っていた感覚からすると、何もそこまで.......と言いたくなるくらいに、行進など集団行動に気合が入っていました。
気合が入っているのは準備だけではなく、当然本番も同様です。東京では種目が絞られているので、そこまで長時間ではなかったのですが、『むー』が通い出した学校では、保護者参加のリレーなどもありました。
初めは、なんで保護者まで???と思いましたが、実際見てみると大人が本気を出して走っている姿をみると結構盛り上がっていました。まぁその分時間が掛かるんですが。。。
2.集団行動に力入れ過ぎ!!
私が子供の頃は、「個性」よりも「規律」が重視されていましたが、『むー』が通っていた東京の学校では比較的自由な雰囲気で「個性」が尊重されているように感じていました。
時代の流れだなぁって思っていましたが、九州の学校はなんのその。今でもバリバリの集団行動です。運動会でも乱れぬ行進でしたし、学校に持ってきてはいけない禁止事項も細かいです(笑)
先生の権力が絶大なのも、昔と変わっていませんでしたwwwww
地域の特性ですね。
3.安全管理、プライバシーがゆるい
不審者が多い東京に比べ、まだまだ大らかな地方では、よくも悪くも安全管理とプライバシーへの配慮がゆるいです。
学校は柵で覆われているわけではなく、誰でもフリーアクセスです。凶悪犯も簡単に入ることができます。
当然、プールも自由に見れます。東京が学校ではそれこそ覗きなどの不審者がいるので、プールは外部から見れなくなっている学校が多いと思いますが。。。。
そして東京では学校での保護者面談はありましたが、ここでは家庭訪問。先生に家の中までじっくり見られます(笑) 生活水準とか、職業とか丸分かるです。
スイミングも習っているのですが、男の子も女の子も、更衣室以外の場所でバンバン裸になって着替えています。保護者もあまり気にしていないようです!!
余談ですが、運動会の準備と家庭訪問がなければ、もっと授業に力を入れられるので学力を向上をさせることができるのに....って思った私は東京の価値観に染まっているんでしょうね。
4.文書が変
これは方言があるので仕方がないことですが、学校やPTAが作成する文書、特に敬語の使い方が変です。
5.保護者が仲良し
東京ではお堅い企業勤めの人が多いせいか、PTAも結構殺伐とした雰囲気がありました。賛成派と反対派がお互い正論をぶつけ合っているみたいな。
でもここでは論理よりも和を重んじている感じなので、保護者同士が和気あいあいとした雰囲気があります。
ブランド志向の気取った人が少ないこともあるんでしょうね。ほっこりします。
思いついたのは、こんなことですかね。少し地方をディスっているように感じられるかもしれませんが、逆を解せばその緩さが子育てのしやすさに繋がっているような気がします。
東京のようにキチっとカチっとすることも重要ですが、施設を充実させるために資金や手間がかかるので、なかなか子育てに疲労してしまいます。
その点、地方はよくも悪くも緩いところが多いので、子育てがしやすく3人、4人も子供がいる家庭が多いのかも知れませんね。
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