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【マイノリティ】

意味:社会的少数のこと。その社会権力関係において、その属性が少数派に位置する者の立場やその集団を指す。

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「子供を連れて街に出て、いちばん耳にするのが舌打ちと咳払い。毎日 聞いてると、だんだん、なんか・・・子供 連れてるのが悪いことに思えてくる」

(坂元祐二脚本「woman」より)

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この国では、子育てをしている人は多くなく、マイノリティとなった。

保育園は迷惑施設に成り下がり、子どもは厄介者扱いを受けている。

社会にとって必要なものも、いったんマイノリティになってしまえば不要論の対象とされてしまう。

​一方で、団塊の世代が高齢に突入した。マジョリティである彼らが受ける社会からの恩恵は、マイノリティである若い世代と比べるととてつもなく大きい。

社会はその世代間の歪みを修正するとなく営まれている。その歪みが、少しずつ社会生活自体を脆く修復不能な状況に追いやっている。

少子化が止まらない。子どもを産む人が減り、子どもが減り、人口が減っている。

社会に対する負担と受益のバランスに欠く若い世代にとっては、コストがかかる子どもを持たないことこそが合理的な行動となる。

人生は自由だ。個々の生き方についてとやかく言うものではない。それを選んだ理由がそれぞれにあり、どれも正しい選択だ。

だけど、皆が合理的な行動をとった結果、皆が生きづらい社会になってないか。世代間の歪みのせいで、合理性に欠く行動をとった若い世代に負担が行き過ぎてはいないか。社会の仕組みや常識を少しづつ変えて、皆が無理をしない住みよい社会にできないか。

少子化の何が問題か。原因は。対策は。未来は。経済はどうなる。社会は持続できるのか。50年後を生きる子どもたちに希望はあるのか。

答えはあるのか。

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