

社会と人生のOSをアップデートする
【OS】 意味:オペレーティングシステムの略称。コンピュータを制御し、アプリケーションソフトなどがコンピュータ資源を利用可能にするためのソフトウェアのこと。 社会と人生にもコンピュータでいうところのOSが備わっている。 ほとんどの人は義務教育修了後、高校や大学に進学する。そ...


夕張市から見える人口減少の行く末
2007年、ブランドメロンで知られる夕張市が事実上の財政破綻を起こした。 夕張市は最盛期にはおよそ12万人も住む炭鉱の町だったが、石炭から石油へとエネルギー革命が行われたことにより、急速に人口が減少した。現在は1万人を切り、最盛期に比べて10分の1以下の人口となっている。...


静かな有事が起こっていることについて
北朝鮮情勢 異常気象 経済停滞 多発する地震 テロリズム この国には様々な有事が存在する。そのどれもが、起こる前は平然としているが、一旦起こってしまうと、壊滅的な被害が想定できるものばかりだ。そのような様々な有事のなかで、「静かな有事」と呼ばれている事象がある。それが少子化...


意外にもイクメンが多い東京
出生率1.24全国最低 (全国平均1.44 2016年) 東京は赤ちゃんに優しくない都市だ。人口密度が高く、車、自転車が街に溢れている。車社会の地方とは違って移動は電車とバスが多い。そのせいで赤ちゃん連れはなかなかお出かけもできない.......


貨幣価値と少子化の関係
貨幣の価値は一定ではない。 と言っても、インフレとかデフレとか物価の話ではない。貨幣は生きていく上でなくてはならないものである。しかし、住む場所によっては、さほど貨幣を使わずとも生きていける。 極端な話だが、完全な自給自足の生活をしていれば、貨幣は必要ない。その場合は、その...


共働きしやすい環境が、出生率を向上させる
少子化対策は、大きく分けて2種類がある。 一つは児童手当などの「経済的支援」、もう一つは保育園・学童保育の整備などの「両立支援」がある。どちらも子育て世帯には必要な措置だが、少子化に悩む国に注目されているのが「両立支援」だ。...


重要性が増す英語教育
日本人の語学力(英語)は世界的に見てかなり低い。 国別英語能力指数 EF EPI 2016では72か国中35位、お馴染みのTOEICでは48カ国中40位(2013年)と、成績が振るわない。アジア圏内においても、それは変わらずに、中国、韓国よりも順位が低い。...


男性にも適齢期がある
妊娠には適齢期がある。それは男性も同じだ。 当然のことだが、男性自身が妊娠するわけではない。しかしパートナーが例え適齢期であったとしても、男性が原因で不妊になることもある。 不妊の原因は女性にあると思われがちだが、部分的な関与も含めると約半数が男性側に原因がある。不妊に悩む...


揺れている子育ての目標
「子育てとは、子供が自立するまでの手助けを行うこと。」 ある教育者の言葉だが、これに関して異論を唱えるものはそうはいないだろう。子どもは創造力など大人よりも優れている点はあるにせよ、社会常識や判断力が備わっていないために、成人するまでの間は保護者のもとで生活を共にする。...


少子化対策は強制するものではなく、誘導するもの
「少子化対策っていうけど、お国のために利用されたくないんだよね。結婚を強制させられる世の中って生きにくいよね。」 都市部に住み、自由を謳歌している若者は、少子化など関心がない。人口減少は自分とは関係のない話だし、少子化対策のために自分の行動を制限されるなんてあり得ない。そう...