13.そして『ちゃー』が生まれた!!
- Dad.K
- 2018年2月12日
- 読了時間: 3分

辛かった「つわり」もなんとか乗り切って、通院を続けましたが、上の子の『むー』が1ヶ月以上も早く生まれた(お腹から強制退去させられた!?)こともあり、また何があるかわからない不安な日々を過ごしました。
一度、妊娠高血圧症になったら、次もなりやすいということを言われていたので、毎日血圧を測定し、手や顔がむくんでいないか、慎重にチェックしました。
ちなみに今回の出産は、「出産日」までほぼ確定していました。なぜかというと、上の子のときに帝王切開で出産しているため、今回も子宮破裂を防ぐために帝王切開することになっていたからです。
これは、病院によっても対応が違いますが、どうしても自然分娩がいいって言う人にはぎりぎりまで帝王切開はせずに分娩させてくれる場合もあるようです。(VBACというみたいです。)
妻が通院していた病院は、VBACはやっておらず、あくまで母体優先ということでした。妻も私も、自然分娩にこだわりがあったわけではないので、転院は考えませんでした。
日本の出産技術は世界トップ水準ですが、それでも年に何人も出産で亡くなる方もおられるので、とにかく安全な方法を望んでいたからです。
後は、出産日まで病院に通い続けるだけですが、前の病院より近いとはいえ、近所ではありません。車もないので、電車とバスを乗り継ぎながら、妻は病院に通い続けました。雨にも、暑さにも、寒さにも負けず.......
そして、出産日まで血圧も安定しており、他にも異常が見つからなかったので、いよいよ出産を迎えました。
『むー』が生まれた時は急遽帝王切開の手術となったため、何の準備もしていませんでしたが、今回は出産日が決まっていたので、ちとばっかし余裕がありました。
出産手術のときに、音楽を聴けると言われていたので、オリジナルCDを作成しました。(持込がなければ、執刀医好みの音楽にするらしいです。)
そして、いざ出産へ!と言っても帝王切開のため、私は立ちあえず、待合室で待っているだけでした。出産後に執刀医から「無事に生まれました。」という報告を一言受けただけのあっさりしたものでした。
妻の話だと、部分麻酔だったために、意識はしっかりとあり、執刀医たちが雑談をするなどリラックスした雰囲気の中、ちょうどドラマ「東京タワー(リリー・フランキー原作の方)」の挿入歌に差し掛かったときに取り上げられたそうです。
その曲はちょっと神秘的な感じだったので、「今日の俺たち、神がかっているな!」という執刀医の冗談まで聞こえたそうです。(でも冗談ではなく、あなた方産科医は神がかってますよ。産科医の方は誇りに思ってください。)
という感じで出産は終わり、『ちゃー』は新生児室に連れていかれました。
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