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19.個人医院と大病院の違い

  • 執筆者の写真: Dad.K
    Dad.K
  • 2018年4月17日
  • 読了時間: 3分


妊婦さんにとって結構悩ましいのは、病院の選択だと思います。特に東京などの大都市では選択肢も多いため、近所の病院にするか、有名な病院がいいのか迷うのではないでしょうか。


地域によっては大学病院や国立病院などの大病院はないかもしれませんが、そこそこの規模の中核病院ならあると思います。(ここでは中核病院も大病院とほぼ同様と考えます。)



そこで、小さな病院(個人医院)と大きな病院(大病院)のどちらがよいのか考えてみたいと思います。他にもセレブ病院などありますが、残念ながら私達には縁がなかったのでここでは割愛します。




うちの場合は『むー』も『ちゃー』も大病院で生まれることになったのですが、たまたま『ちゃー』生まれた割とすぐ後に、実妹が個人医院で赤ちゃんを産んだこともあって、両方を比べることができました。




個人医院は全室個室というとこも多いので、他の妊婦さんを気にせずに家族で過ごすことができます。しかも個室が基本なため、追加料金が不要な場合がほとんどです。


また、お祝い膳が比較的豪華なため、それを楽しみにしている妊婦さんも多いと思います。実妹が出産した病院はお祝い膳以外もなかなか豪華な食事だったようなので、非常に羨ましく感じました。


個室でプライベートが確保できて、なおかつご飯もおいしい!最高ですね。




一方で大病院はというと、個室は別料金だし、そもそも空いてないことも多いです。個室でない場合は、2人部屋か4人部屋になります。カーテンで仕切られているので、一定のプライバシーは確保できるものの、会話はダダ漏れです。


出産はデリケートな話題が多いらしく、同室の妊婦さんが看護師に泣きながら話をしていることなどあったりすると、耳を塞ぎたくなります。


また家族が病院に入るときもナースステーションを横切る必要があるので、個人医院のような気軽さはありません。


お祝い膳も、病院内にある食堂で作るため、正直そこまで期待できない場合がほとんどだと思います。


快適さで言えば、個人医院の圧勝となりますが、大病院の良さはやはり医療的なバックアップです。




赤ちゃんを何事も無く産むことは、当たり前の時代なのかもしれませんが、実は確率的には低いものの、不幸にも無事に産めないケースがあります。


日本の分娩技術は世界トップ水準なので、出産時に妊婦さんが亡くなったりすることは稀ですが、それでもゼロではありません。赤ちゃんも同様です。


お産は命がけの行為であることは、今も昔も変わらないので、高齢出産など通常よりもリスクが高い妊婦さんは、快適さよりも医療の充実面で病院を選んだ方がいいと思っています。うちも年齢的なこと、妊娠高血圧症歴を考慮して大病院にしました。




うちのようなハイリスク妊婦でなければ、快適な個人医院を選んだ方が、お産の思い出としてはいいのでしょうが.......それでも万が一にも備えたい妊婦さんは設備が整った大病院の方が安心ですよね。


最終的は選ぶのはあなた次第ということになりますが、突然妊娠高血圧症になってしまい危ない思いをした私達はやっぱり大病院を勧めたくなりますね。


「妊娠リスクスコア」という、妊娠リスクの目安になる指標もあるので心配な妊婦さんは活用されてみてはいかがでしょうか。









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