

沖縄県民の幸福度から、価値観を考える
『全47都道府県幸福度ランキング2016年版』 沖縄県 46位 『日本でいちばんいい県 都道府県別幸福度ランキング』 沖縄県 47位 『地域しあわせ風土調査』 沖縄県 1位 沖縄県は失業率が高く、県民所得が低く、学力が低く、大学進学率も低く、生涯婚姻率も低い。しかし一方で...


育児休業取得率の格差
女性 81.8% 男性 3.16% 2017年5月に厚生労働省が発表した育児休業取得率の男女比較だ。女性は半数を大きく越えているのに対して、男性はまだまだ少数派である。育児は母親がするものという日本社会の伝統がしぶとく残っていることを物語っている。...


ワンオペ育児を無くすためには
ワンオペ育児(母親ひとりで行う育児)は、日本社会の常識となっている。 最近でこそ、イクメンという言葉ができたが、それまでは母親が当たり前のように家事と育児を担っていた。父親はあくまで補佐的な存在で、たまにオムツ換えをやったり、お風呂に入れたり、保育園の送り迎えをしたりする程...


卵子凍結の問題点
「卵子凍結」という言葉をご存知だろうか。 卵子凍結については、米国では、アップルやフェイスブックが社員に対して、日本では浦安市が市民に対して、費用負担の助成を始めたために認知度が高まった。 また、2016年にNHKクローズアップ現代+が...


「人口減少カレンダー」が示す未来
2020年 女性の半数が50歳越え 2025年 全国民の3人に一人が65歳以上 2027年 輸血用血液が不足 2033年 3戸に1戸が空き家に 2039年 火葬場が不足 2040年 自治体の半数が消滅 2042年 高齢者人口がピークを迎える...


職場 ⇔ 社会 の二律背反な関係
「二律背反」・・・二つの相反する命題や推論が、同じだけの合理性・妥当性をもっていること。 子育て中の社員と、そうでない社員の間には、緊張感が張り詰めている。子どもが熱を出した、予防接種を受けなければならない、PTA行事のため......子育てをしていると、不意に職場から離れ...


「不安な個人、立ちすくむ国家」の示唆するもの
「2025年には、団塊の世代の大半が75歳を超えている。それまでに高齢者が支えられる側から支える側へと転換するような社会を作り上げる必要がある。そこから逆算すると、この数年が勝負。 かつて、少子化を止めるためには、団塊ジュニアを対象に効果的な少子化対策を行う必要があったが今...


子どもの声を我慢できなければ、死ぬ直前まで働かなければならない
老後に必要な経費 = 1億円 昨今、老後の生活に対する関心の高さからなのか、老後資金に関する本や記事があふれている。65歳から90歳まで生きるために必要な資金は概ね1億円というのが、多くの記事のコンセンサスとなっている。...


独身税の是非について
「独身税」 かつてブルガリアで実際に存在した税金だ。その導入の背景には労働者不足があったためなのだが、この国でも時折導入の是非をめぐって話題になることもある。しかし、実際に導入していたブルガリアであるが、わずか21年間で廃止になった。その原因は出生率が上がるどころか、導入前...