

意外にもイクメンが多い東京
出生率1.24全国最低 (全国平均1.44 2016年) 東京は赤ちゃんに優しくない都市だ。人口密度が高く、車、自転車が街に溢れている。車社会の地方とは違って移動は電車とバスが多い。そのせいで赤ちゃん連れはなかなかお出かけもできない.......


重要性が増す英語教育
日本人の語学力(英語)は世界的に見てかなり低い。 国別英語能力指数 EF EPI 2016では72か国中35位、お馴染みのTOEICでは48カ国中40位(2013年)と、成績が振るわない。アジア圏内においても、それは変わらずに、中国、韓国よりも順位が低い。...


揺れている子育ての目標
「子育てとは、子供が自立するまでの手助けを行うこと。」 ある教育者の言葉だが、これに関して異論を唱えるものはそうはいないだろう。子どもは創造力など大人よりも優れている点はあるにせよ、社会常識や判断力が備わっていないために、成人するまでの間は保護者のもとで生活を共にする。...


なぜか低いドイツの出生率
第二次世界大戦の敗戦国で、徹底的に社会資本が破壊され、ゼロからスタートした工業国、日本とドイツ。 まじめな国民性、自動車産業、科学技術など、位置は違えど似ている点は多い。さらに少子化問題に直面し、なかなか改善しない点も非常によく似ている。...


教育の目標が違う、都市部と地方
学校教育は画一的 学習指導要領や教科書検定制度があるので、この国の教育は画一的で個性がないと批判されることも多い。そういう側面があるのも確かだが、都市部と地方では実は根本的に異なる点がある。それは何かというと学習の目標が根本的違っているのだ。...


「子育て」 と 「幸福」 の関係性
金融資産(不動産、株式、債権などから得られる経済的自由) 人的資本(労働力から得られる賃金や自己実現) 社会資本(家族、友人、恋人との絆) "幸福の「資本論」"で、作家の橘玲氏は、幸福になるために必要な3つの基盤を示している。それら3つの基盤がしっかりしているほど、幸福が得...


都市部と地方ではどちらが育てやすいか
世界中のどの国もそうだが、ヒト・モノ・カネが集積する都市部と、自然が豊かな地方が存在する。 この国は特にその傾向が強く、東京圏には1/4の人口が集中している。そのため都市部は過密しており、住居費をはじめとしてあらゆる物価が高騰している。地方は車中心の社会になっていて、商店街...


我慢が足りないのは、子どもではなく大人。
電車、飛行機、図書館、デパート.... k 赤ちゃんや小さい子どもにはどうしても不向きな場所がある。しかも、困ったことに、そこはどうしても利用しなくてはならない場所だったりもする。 一般的に公共空間といわれている場所は極力静かにしなければならない。都市部に行くほど、その傾向...


出生数が最大の地域はどこ?
赤ちゃんの数が減っている。 2016年の出生率は1.45となり、2005年の1.26よりは若干の改善傾向にはある。しかし出生数となると話は別だ。2016年には統計開始以来初めて、出生数が100万人を下回った。出生率は改善しているにもかかわらず、出生数は相変わらず右肩下がりで...


赤ちゃん連れがスターになれる文化
「あらぁ~、かわいい赤ちゃんねぇ。何ヶ月?」 地方で赤ちゃんを連れて歩くと、大げさではなく芸能人にでもなったかのように周りの人に声をかけられる。そういった経験は一度や二度ではなく、一日に何度も声かけしてもらったりもする。東京など都市部に住んでいる人にとっては信じられないかも...