

男性にも適齢期がある
妊娠には適齢期がある。それは男性も同じだ。 当然のことだが、男性自身が妊娠するわけではない。しかしパートナーが例え適齢期であったとしても、男性が原因で不妊になることもある。 不妊の原因は女性にあると思われがちだが、部分的な関与も含めると約半数が男性側に原因がある。不妊に悩む...


少子化なのに待機児童問題が起こる理由
待機児童。保育園に入園を希望しているが定員オーバーでそれが叶わない。 もう何年も解決できないでいる問題だ。待機児童中の保護者からの強烈な圧力もあって、政府も自治体も躍起になって保育園を増設しようとしているが、次から次に入園希望者が増えているために、未だに解決に至っていない。...


なぜか低いドイツの出生率
第二次世界大戦の敗戦国で、徹底的に社会資本が破壊され、ゼロからスタートした工業国、日本とドイツ。 まじめな国民性、自動車産業、科学技術など、位置は違えど似ている点は多い。さらに少子化問題に直面し、なかなか改善しない点も非常によく似ている。...


男性にはできない妊娠と出産
オムツ換え、ミルク、着替え、お風呂、寝かしつけ..... 以前は女性の仕事と思われていたものが、男性にもできるようになった。最近はイクメンブームもあって、育児に抵抗がない男性も増えているだろう。女性ができることは、全て男性もできるようになればよいが実際はそうはいかない。男性...


草食系男子は、時代の申し子
【草食系】・・・心が優しく、男性らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと( 森岡正博氏による定義) 草食系と言われる男子が増えている。最近は話題にすらならないほど、草食系が増殖し、ある種の市民権を得ている。...


子だくさんのお母さんに花束を!
子育ては楽ではない。子どもを産み育てることは、多大なリスクとコストがかかる。 妊婦のときは、つわりがひどく、まともに食べることもできずに、歩くこともままならず、日常生活にも支障を来たす人もいる。 出産においては、医学の発達により低くはなっているものの、妊産婦が死亡に至るケー...


育児休業取得率の格差
女性 81.8% 男性 3.16% 2017年5月に厚生労働省が発表した育児休業取得率の男女比較だ。女性は半数を大きく越えているのに対して、男性はまだまだ少数派である。育児は母親がするものという日本社会の伝統がしぶとく残っていることを物語っている。...


卵子凍結の問題点
「卵子凍結」という言葉をご存知だろうか。 卵子凍結については、米国では、アップルやフェイスブックが社員に対して、日本では浦安市が市民に対して、費用負担の助成を始めたために認知度が高まった。 また、2016年にNHKクローズアップ現代+が...


広がり続ける世代内格差
格差社会 人は生まれながらにして格差がある。いくら綺麗ごといっても、実際に生まれつき足の速い人間とそうでない人間がいる。頭の良し悪し、体格の良し悪し、顔の良し悪し、性格の良し悪し、環境や本人の努力で幾分かは修正できるかもしれない。だが、元々持っている者が、同じく努力すると永...


高度経済成長がつなげなかった「希望」
第二次世界大戦で敗戦し、焦土化したこの国は、奇跡的な復興を成し遂げた。そして先進諸国に追いくまで期成長し続けた期間を、「高度成長期」と呼ぶ。 今となってはウソのような話だが、この国は世界で最も成長し、経済大国と呼ばれ、世界の注目を集めていた時期があった。昨日よりも今日、今日...