

共働きしやすい環境が、出生率を向上させる
少子化対策は、大きく分けて2種類がある。 一つは児童手当などの「経済的支援」、もう一つは保育園・学童保育の整備などの「両立支援」がある。どちらも子育て世帯には必要な措置だが、少子化に悩む国に注目されているのが「両立支援」だ。...


少子化対策は強制するものではなく、誘導するもの
「少子化対策っていうけど、お国のために利用されたくないんだよね。結婚を強制させられる世の中って生きにくいよね。」 都市部に住み、自由を謳歌している若者は、少子化など関心がない。人口減少は自分とは関係のない話だし、少子化対策のために自分の行動を制限されるなんてあり得ない。そう...


少子化なのに待機児童問題が起こる理由
待機児童。保育園に入園を希望しているが定員オーバーでそれが叶わない。 もう何年も解決できないでいる問題だ。待機児童中の保護者からの強烈な圧力もあって、政府も自治体も躍起になって保育園を増設しようとしているが、次から次に入園希望者が増えているために、未だに解決に至っていない。...


なぜか低いドイツの出生率
第二次世界大戦の敗戦国で、徹底的に社会資本が破壊され、ゼロからスタートした工業国、日本とドイツ。 まじめな国民性、自動車産業、科学技術など、位置は違えど似ている点は多い。さらに少子化問題に直面し、なかなか改善しない点も非常によく似ている。...


我慢が足りないのは、子どもではなく大人。
電車、飛行機、図書館、デパート.... k 赤ちゃんや小さい子どもにはどうしても不向きな場所がある。しかも、困ったことに、そこはどうしても利用しなくてはならない場所だったりもする。 一般的に公共空間といわれている場所は極力静かにしなければならない。都市部に行くほど、その傾向...


満員電車に乗る赤ちゃん
満員電車の中に赤ちゃんが乗っている。 もちろん一人で乗っているのではない。母親か父親に抱っこされている。なんでそんな満員の電車に赤ちゃんを乗せるんだと、お怒りの方もいるだろうが、それは筋違いである。赤ちゃん本人も、その両親も好き好んでわざわざ空気が悪く、狭苦しい満員電車など...


育てにくい東京。育てやすい地方。
東京の出生率1.17 沖縄の出生率1.94 島根の出生率1.80 宮崎の出生率1.72 東京は他の地域に比べて出生率が異常に低い。生産年齢人口が最も多い東京都の出生率は、日本全体に大きな影響を及ぼす。ならば東京こそ産みやすい社会にならなければならない。全国各地で地域の担い手...