

男性にも適齢期がある
妊娠には適齢期がある。それは男性も同じだ。 当然のことだが、男性自身が妊娠するわけではない。しかしパートナーが例え適齢期であったとしても、男性が原因で不妊になることもある。 不妊の原因は女性にあると思われがちだが、部分的な関与も含めると約半数が男性側に原因がある。不妊に悩む...


少子化なのに待機児童問題が起こる理由
待機児童。保育園に入園を希望しているが定員オーバーでそれが叶わない。 もう何年も解決できないでいる問題だ。待機児童中の保護者からの強烈な圧力もあって、政府も自治体も躍起になって保育園を増設しようとしているが、次から次に入園希望者が増えているために、未だに解決に至っていない。...


日本社会が陥った、合成の誤謬(ごびゅう)
【合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)】・・・ミクロ(個々)が正しい行動を取った結果、マクロ(全体)では正しい結果とならないこと。 個人や会社は、ある程度合理的な判断をしながら生きている。しかし、それぞれが合理的で正しい行動を取った結果、全体としては非合理的で望まない結果になる...


高度経済成長がつなげなかった「希望」
第二次世界大戦で敗戦し、焦土化したこの国は、奇跡的な復興を成し遂げた。そして先進諸国に追いくまで期成長し続けた期間を、「高度成長期」と呼ぶ。 今となってはウソのような話だが、この国は世界で最も成長し、経済大国と呼ばれ、世界の注目を集めていた時期があった。昨日よりも今日、今日...


学校では教えられなかった「卵子の老化」
「 産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~ 」 http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3158/1.html 2012年にNHKクローズアップ現代+が放送され、初めて卵子老化の事実を知ったものも多いだろう。...


がんばり過ぎる結果、経済が停滞するジレンマ
「がんばったね!」 日本人は小さいときからその言葉に親しんでいる。かけっこで一等賞になったときも大好きな親からそう声を掛けられただろうし、応援の掛け声も「がんばれ」だ。がんばることは日本人のアイデンティティといっても過言ではない。だが、問題はがんばり過ぎる気質がある点だ。...


満員電車に乗る赤ちゃん
満員電車の中に赤ちゃんが乗っている。 もちろん一人で乗っているのではない。母親か父親に抱っこされている。なんでそんな満員の電車に赤ちゃんを乗せるんだと、お怒りの方もいるだろうが、それは筋違いである。赤ちゃん本人も、その両親も好き好んでわざわざ空気が悪く、狭苦しい満員電車など...


有給休暇取得率が最低の国
世界26カ国中最下位。 これは旅行サイトのエクスペディアが毎年公表している有給休暇取得率の2016年のランキングだ。過去9年のうち、7年は最下位になっている。 プレミアムフライデー、キッズウィークなど政府も働き方改革の一環として、策を講じている。プレミアムフライデーは月末に...


"おもてなし"にも弊害がある
「 O mo te na shi 」 2020年東京でオリンピックが開かれる。 そのオリンピック誘致の際、日本側の印象的なプレゼンに”おもてなし”のフレーズがあった。マスコミもこぞって日本のその道徳観を賞賛し、誇らしげに報道した。...


核家族化 × 非ワークライフバランス =
1.オランダ 2.デンマーク 3.フランス 34.日本 これはOECDが発表している先進38カ国における「ワークライフバランス」の順位を示したものだ。予想通り、日本は下位グループに位置しており、上位はヨーロッパ諸国が占めている。...