

ワンオペ育児を無くすためには
ワンオペ育児(母親ひとりで行う育児)は、日本社会の常識となっている。 最近でこそ、イクメンという言葉ができたが、それまでは母親が当たり前のように家事と育児を担っていた。父親はあくまで補佐的な存在で、たまにオムツ換えをやったり、お風呂に入れたり、保育園の送り迎えをしたりする程...


スウェーデンはなぜ育てやすいか
高福祉国家として有名な 「スウェーデン」 そして、フランスと同様、出生率もまた高い。 スウェーデン 1.88(2014年) 日本 1.46(2015年) と日本政府が目標としている1.8を越えている。高福祉国家スウェーデンは子どもを育てやすいことで有名だ。そして特徴として...


核家族化 × 非ワークライフバランス =
1.オランダ 2.デンマーク 3.フランス 34.日本 これはOECDが発表している先進38カ国における「ワークライフバランス」の順位を示したものだ。予想通り、日本は下位グループに位置しており、上位はヨーロッパ諸国が占めている。...


二人目の壁
「子どもは一人は欲しかった。でも二人目なると.....また育休とって職場に迷惑かけたくないし、出産費用やオムツ、ミルク代も結構かかるしなぁ。習い事だってさせてあげたいし。大学も行かせないとだめかなぁ。あ~、いくらあってもお金が足りない。そういえば、保育園だってなかなか入れな...


来なかった第3次ベビーブーム
2016年、推計出生率は100万人の大台を切った。少子化が進んでいる。が、これまで一貫して少子化だったわけではない。かつてこの国には2度のベビーブームがあった。 1回目は1947年~1949年頃。その頃は戦争の影響が色濃く残る、産めや増やせやの時代。その3年間はなんと年間2...


二人だと簡単にできることも、一人では難しい
「子供を育てるのって、本当は難しいことじゃなくて.....。じゃないんだけど、難しいのは、それを一人ですることで。お風呂も、ご飯も、電車も、みんな二人だったら簡単にできることが、一人だと急に難しくなる。」 「子供を連れて街に出て、いちばん耳にするのが舌打ちと咳払い。毎日聞い...


ワンオペ育児の限界
ある外食チェーン店の深夜の時間帯に、全ての業務をひとりでこなし、休憩どころかトイレにすら行けない過酷な労働の実態が話題となった。その業務形態のことを「ワンオペ(ワン・オペレーション)」と呼んでいた。 最近では育児についてもワンオペという言葉が使われだしている。核家族化が進み...